2020-04-23

Fractal DesignのDefine Nano Sつかってみた感想

Fractal DesignのDefine Nano SをつかってPC自作したのですが感動したので筆をとりました
まるっと一式自作するのはAthlon64 3000+で組む以来の久しぶりだったためPCケースを選定するのも浦島太郎状態でしたがケースの進化が感じられてよかったです
事前に考えた条件は以下の通り。大まかにいうとコンパクトでパワフルなゲーミングPC的なスペックが欲しかったため、それに合うケースを探しました

  • 必要条件
    • 静かでよく冷える水冷がいい(水冷対応ケース)。簡易水冷載せられるキャパがほしい
    • グラボにRadeon5700XTつかいたいのである程度のケース長が必要
    • 以前のケースはE-ATX対応かつ電源2つ搭載できるケースででかい。今回はコンパクトなのがよかったのでMini-ITX対応のケースがほしい
  • あればよりよい条件
    • 安い。具体的には2万円以下
    • 条件付きでもATX電源が載せられるとよし。パワーとコスパの問題
    • 裏配線
    • ドライブベイはいらないのでよりコンパクトかより安くなるとよし

よいところ

  • 価格が安い。Amazonで10,160円だった
  • 価格が安いわりに機能面で充実している
    • 配線入り口もしっかりしたゴムカバー的なのある
    • ラジエーターの取り付けは天面か前面
    • 前面はカバーで隠しつつ通風孔に。ダストカバーの片側が磁石でくっつくスグレモノ
    • 底面にもダストカバーついていてサクッと外して掃除できる
  • 鉄板の厚みが必要十分
    • バリや角で指が切れそうな箇所はなく板の仕上げ精度も十分
  • M/B側の側面には吸音シートが貼り付けてある
    • 薄く効果は不明だがこの心遣いがありがたい
  • インシュレーターのような脚がついてくる。しっかりしている
  • サイドパネルがアクリルウィンドウなので眺めてうっとりできる。自己満度が高い
  • 前面、背面にケースファンがついてくる!
    • 割と静か。悪くない
    • ケースの値段的に別売りかとおもてたよ

きになるところ

  • 見た目がシンプルなのは良いところでもあり飽きる人もいるかもしれない
  • プラ部分の質感は価格相応かやや安く感じるかも
  • 付属のネジ類はやや精度不足。困りはしないが特段良くはない
  • 付属のケースファンは悪くないが白いファンブレードなので黒一色だと目立つ
    • 見た目を整える意味で光るファンと入れ替えた
  • Mini-ITXとしては大きい。ほぼMicro-ATXかな?と思えるサイズ。
    • 幅が広いのが要因かも
    • 汎用性とトレードオフである
  • 対応するFractal Design Celsius S24を導入したが水冷一式の方が高い。これ込の値段とも言えるが性能には満足している
  • 背面はダストカバーついていないので気になる人は追加する必要あり

まとめ

久しぶりだからかもしれないが価格破壊すぎると思った。CPUやGPUのようにケースも日々進化している。
このケースは全方位におすすめできる。これ以上を求めるのは自分が欲しがる特定用途向けにぶっ刺さるよほど尖ったケースを探すかハイエンドになりそうなくらいコスパの良いケースだった。

2020-04-21

RyzenマシンでMachintoshが動く夢をみた

タイトルの通りとてもリアルな夢を見ました。いわゆるRyzentoshというやつが動いた夢でした。
Mac miniの新モデルが発表されたのでMac miniをCTOして買うか自作するか比較検討した結果、コストパフォーマンスに優れるRyzenを使用して自作することとしました。

構成

ハードウェアの主要な構成は以下の通り。他のパーツに関しては気が向いたらレビューします。

項目 パーツ
CPU AMD Ryzen9 3900X
M/B ASUS ROG STRIX X570-I Gaming
Memory G.Skill F4-3200C16D-64GTZN
SSD WD WDS100T2B0B ×2
GPU ASROCK Radeon RX 5700 XT Challenger D 8G OC

参考サイト

手順

OpenCoreを利用しUSBメモリからブートしてOSインストールする方法を取りました。USBメモリの準備はMacBook Pro(Mid 2014, Catalina 10.15.3)で行いました。
USBメモリはTranscendのこちらを使用しました。

kextやconfig.plistの設定は似たハードウェア構成の設定が公開されていたのでそのまま利用してすんなり動きました。

  1. ディスクユーティリティを使用してUSBメモリを初期化(注意!! GUIDパーティションマップで初期化すること)
  2. コマンドラインからMacOS Catalina Install USBを作成
  3. portrayer/Hackintosh-Ryzen-MSI-B450IのリポジトリをZIPダウンロード or git clone し、USBメモリのEFI領域にコピー
  4. USBメモリをブートドライブに指定して起動、MacOSのインストールをする。再起動するときはUSBメモリから起動する
  5. 既存のMacBook Proからデータ移行ユーティリティを使用してデータ移行
  6. 新しいマシンのEFI領域をマウントしてUSBメモリのEFIの内容で上書き。以降はUSBメモリからブートせずともインストールしたドライブからブートされるようになる

hackintoshのメリット

  • Mac Miniの新モデルが発表されたので悩んでいた。同じコストでCPUのスレッド数が多い、強めなGPUがついてくるくらいになったのでコスパがよい
  • パーツを調べて考えるのがそもそも楽しい
  • ゆるいAMD派。Ryzenは価格に対する処理能力やワットあたりの処理能力が優秀だと思った
  • ケースによるがストレージの拡張が可能。のちのち拡張可能なのがありがたい。ストレージはCTOでアップグレードすると高いし、消耗品なので
    • M/BがNVMe SSDを2枚搭載できるので1TB×2にした
    • バックアップ用にSATA接続SSDが速度面で良さそう。それなりのSSDでも安くて速くなってきているので

デメリット

  • Thunderbolt Display(27inch)を使用していたのだがThunderbolt2接続対応するのが難しいという互換性の問題があり、使えなかったのでその分ディスプレイ買い替えによるコスト増
    • mini-ITXだとAsRockのM/BならThunderbolt3搭載だったので使えたかもしれない(未確認)
    • 現行のMac miniならばThunderbolt2 <-> Thunderbolt3変換ケーブルでそのままつかえそう
  • M/BのWifiとBluetoothが使えない
  • Bluetooth、Wifiの関係かAirDropが使えない
  • 10.15.3から10.15.4に設定からアップデートを実行し再起動したところ文鎮化。気楽にアップデートできない。アップデート前にRedditのスレチェック&バックアップは必要
  • Docker for macがIntelの仮想化技術を利用しているためRyzenの場合に動かない
  • M/BのRAID機能の利用ができないというかトラブルが多そうなので回避
  • できればIntelマシンにしたほうが色々問題はないはず。だがそれなら普通にMac買おう

まとめ

同じコストをかけるのならばスペック上は強いマシンを自由に構築できた夢をみました
ただし自由には代償がつきものでDockerの問題やアップデート問題、BluetoothやWifiなどハードウェアに依存する問題があって対処する必要があります。

2020-03-02

Costcoのアーロンチェア風のイスを使ってみた

リモートワークの時間が増えたため作業環境を整える必要があり、twitterで話題になっていたCostcoで売ってるアーロンチェア風のイスを購入して使ってみました。
Bayside Furnishings Metrex IV Mesh Office Chair
1週間、業務時間分は使ってみた感想としてはコスパはよいビジネスチェアだと思いました。

よかったところ

まず価格がお手頃。ちょっとしたビジネスチェアとしては高くはない。座面と背面がメッシュで肘掛け付きと考えると割安に感じる。この座面と背面がメッシュになっているのがアーロンチェアぽさを演出していると思われる。同じ価格帯だと座面はクッションタイプが多い中メッシュなのはよい。筆者は汗をかきやすい体質だが寒い時期もあって蒸れなかった。
ぱっと座ったかんじとしては重量があるので安定している。安物にありがちな肘掛けや脚、背面についてきしむような感じはなく、不足ない剛性感があった。 機能面では肘掛けを上げておくことができるのであぐらをかいたり片側だけ肘をかけたいときに便利だった。

気になるところ

短期間ではわからないが座面の張りは長期間の場合にヘタってしまわないかが気になる。もしヘタってきたら追記する。座面のサイドや後方に関してはフレームにメッシュが直接はられている状態なのでスイートスポットに座ればいいが、ややずれる癖のある人はフレームに当たるかもしれない。
一般的なオフィスチェアと比べると座面が高い。筆者は身長175cmで一番低くして使っているがそれでもやや座面が高いと感じた。ある程度の時間を座ってみないとわからないポイントだが、使い始めて数日はは座面が高くて膝にきた。脚の置き場や姿勢の問題かもしれない。
座面のスライドや前傾姿勢むけ可動はないのでそのあたりの調整機能は価格帯相応といえる。アーロンチェアのような調整機能はないのでそれを期待してはいけない。

まとめ

座面、背面ともにメッシュのイスとしてはコスパがよいと感じた。価格の割に剛性感があり、座るということに関しては問題はなかった。 座ってみて高さやフィーリングが合う場合にはオススメといえる。高さや様々な調整機能を求めるのであればより高価格帯のイスがあうのではないかと思った。

2020-02-06

IntelliJで作業中のファイルをGithubで開く方法

IntelliJ help Manage projects hosted on GitHubの内容そのまんまなんですが便利だったのでメモ。
例えばコードをレビューするさいにcheckoutしてきたコードを見てて、参考になるコードを見つけたらからコメントするために該当行のGithub URLがほしいことがある。そういうときに便利。

やり方(Macの場合)

  1. Shift + Alt + A または Shift → Shift でもOK
  2. Open on GitHub と入力して選択(Open onくらい入力すると該当Actionでる) example
  3. ブラウザで該当行のページが開く

感想

手元にチェックアウトしてコードレビューするときに捗る。
Actions使えるともっと便利なIntelliJ生活になりそう

2020-01-28

algoliaをつかってNuxt.jsのサイトに検索フォームをつけてみた

algoliaを利用してこのブログにも検索フォームをつけてみました。
関連pull request: use algolia #22fix #23 #24

追加実装した内容

  1. algoliaのインデックスを更新するコマンド追加
  2. 検索フォームを設置
    • algoliaにリクエストする実装
    • community planを利用しているのでalgoliaのlogoを表示(freeのプランの場合ダッシュボードに he Community (free) plan requires you to display the Algolia logo next to the search results. と表示される)

algoliaのよかったところ

  • 検索元データになるindexはかんたんに作成できた。 model/post.go にstructタグつけてライブラリでuploadしてやればおkだった。CIでデプロイする前に作成している。
  • ドキュメントがよかった。instantsearchに関してはvue/react/jsのそれぞれでexampleがあった
  • ハイライトたすかる。ハイライト部分がマークアップされて帰ってくるのでそのまま表示していいかんじになる
    • googleのサイト内検索的なのもできそう

ハマったところ

  • 20KBを超えるrecordをアップロードしようとしたらsize overのエラーで怒られた
    • post本文のhtmlのタグを削除したrecordデータにした
  • algoliaのwidgetを利用してロゴを表示しようとしたところ ReferenceError > location is not defined とエラーが出た。静的サイトなので <no-ssr> タグで囲んで対応した

感想

  • 現状はカテゴリーで分けてるけどタグつけてみてより検索しやすくしてみたい
  • analyticsで検索ワードとかヒット率がみれるぽいので収益あがったら使ってみたい